バイク用ヘルメットをDIYで塗装してみる

何かをDIYしてみる

バイクを買った時初めて選んだメットがOGKシステムヘルメット KAZAMI

 色はホワイトにしました。このヘルメット、インナーバイザーあり、眼鏡スリット、ラチェットバックル、スピーカースペースありと便利機能てんこ盛りですが、他と比べて一回りデカイんです。しかも膨張色の白を選んでしまったためより大きく見えてしまう。体格は小さくはないんですが細目のため、それでもバランス悪いなーって思ってました。

 そこで買い替えも考えていたんですが、どうせ替えるなら試しに収縮色に塗装してしまえば少しは小さく見えるのでは?と思い、マッドブラックに塗り替えてみる事にしました。

塗装前のヘルメット
作業前

使用物品

  • ヘルメット
  • 新聞紙
  • エアダスター
  • マスキングテープ
  • ミッチャクロン
  • ペイントスプレー マッドブラック つや消しクリア
  • シリコンリムーバー
  • ストーブ
  • マスク

 まずはバイザーを外してマスキング。塗装したくない場所にマスキングテープと新聞紙を使って保護します。液垂れや飛び散った色から床を保護するため下にも新聞紙を敷いておきました。場所は風のない換気の良い場所がベストですが場所がなかったため、屋外で行いました。

マスキング
マスキングをして
シリコンリムーバー
シリコンリムーバーで脱脂
エアダスター
埃を排除!

 シリコンリムーバーで脱脂してエアダスターでホコリを飛ばします。ここをしっかりやっておかないとホコリが塗装の中に残ってしまいます。

 塗装が剥げにくくするため下地作りをします。ヤスリがけをしてからプラサフなどで下地処理をすること多いようですが、今回はミッチャクロンを使いました。塗装したのが春先だったのでポータブルストーブで強制乾燥させています。

引火のリスクがあるため、風通しの悪い場所でのスプレー缶とストーブ併用は危険です。十分注意してください。

ラッカーとミッチャクロン
スプレー3兄弟

 そして、塗装開始一回目!こんな感じになり不安を感じながらもダレを防ぐためこのくらいにしておいてストーブで乾燥させます。今回使用した塗料スプレーは1液型のラッカースプレー。耐久性を求めるなら2液型のもの、ウレタン、シリコンなどを選んだほうが良いようです。

塗装工程

乾いたら重ね塗りと乾燥を繰り返し

乾燥工程
ストーブで乾燥
マスキングして保護

よくよく見ると塗装内にホコリを巻き込んでいました…軽く削って上から塗り直し。

調子に乗って厚塗りするとダレました…。綺麗に仕上げるためには、焦らないことが重要ですが、どこまで吹きかけたらダレるかの見極めが重要。今回のダレはぱっと見あまり目立たなかったためそのままに。

塗り終わったらつや消しクリアを上塗りしてコーティング。普通のクリアを上塗りすると光沢のあるブラックになるそうです。

塗装前のヘルメット
塗装前
塗装後のヘルメット
塗装後

 マスキングを外してバイザーを装着したら完成!近くでマジマジ見ないと、DIY塗装したとわからない程度の仕上がりになりました!

 長期の耐久性についてはまだわかりませんが数カ月たった今も剥がれなどはありません。作業中はラッカーの臭いがあるため、換気に気をつけてマスク着用を推奨します。

*後日、車のホイール塗装で余ったウレタンクリアを上塗りして塗装強度アップを図っています。

 ちなみに塗ったら少しは小さく見えると思ったけど結局デカイものはデカいということがわかりました(笑)

 体格が大きい人なら機能的にはとてもいいのでお勧めできます。

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