これは楽!鍵がいらない!QrioLock(キュリオロック)をレビュー!

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Qriolock

 まず、うちは賃貸です。スマートロックを選ぶ際、先のことを考えて部屋にダメージを残さないよう穴を開けたりしないものの中で、有名どころのQrioLockとSesamiLockに絞りました。日本製だということもあり、今回はQrioLockを選びましたが、それぞれ一長一短あるようです。

 今回購入したのはQrioLock本体、それと家のWifiと接続することで外出先から鍵の開閉や確認、アレクサとの連携もできるようになるQrioHubを購入しました。QrioHubが無くても使用は出来ますが、あることでスマートロックの機能を使い倒すことができます。

QrioLockのメリットとデメリット

Qriohubを一緒に使用することで、より多くのメリットが享受できます。

メリット

・帰宅時に鍵を探す手間が省ける
・荷物が多いときに事前に鍵を開けておける
・通常の鍵で開閉した場合もスマホで履歴が残る
・鍵の開閉の通知が来る(設定OFF可能)*Qriohub
・スマートスピーカー連携で声だけで開け閉めできる *Qriohub
・オートロック可能
・合鍵が無料で作れる

帰宅時に鍵を探す手間が省ける

 ハンズフリー解錠という機能でGPSとビーコンを使用し玄関に近づくと自動で解錠されます。ただし開くまでに玄関先で少し待つこともあります。荷物が多いときに勝手に開いてくれるのでとっても楽。

 また、スマホアプリでも解錠できるので、玄関前が暗いときも鍵と鍵穴を探す手間も省けます。スマホでの開錠は5秒程度で完了します。

 最近は出かけてもスマホしか使用しないため、キーケースを出すことが無くなりました。注意として家のWifiが届くか届かないかの微妙な距離で操作しようとするとWifiの電波状況が悪く開錠失敗することがあります。

通常の鍵で開閉した場合もスマホで履歴が残る

鍵の開閉の通知が来る(設定OFF可能)

 鍵かけたっけ?ていう時にスマホから履歴を確認することが出来ます。履歴はQrioで鍵の操作を行うと「誰々が開錠(施錠)しました」と表示され、普通の鍵で開錠(施錠)すると単に「開錠(施錠)しました」と表示されます。出かけたあとに鍵をかけたか不安になった時もすぐに確認できるため精神衛生上よろしいです。通常はBluetoothの接続時に履歴が更新されますが、Qriohubを使用していれば、ほぼリアルタイムでスマホに通知されます。*スマホ側のバッテリー節約系の設定によってはすぐに通知されない場合もあります。

 子供が帰宅したらスマホに開錠通知が届きます。これで仕事をしていても子供が帰ってきたタイミングがわかります。ただし、通常の鍵で開けた場合は誰がカギを開けたかはわからないので、「誰が開けたか」を知りたい場合は、QrioKeyを購入して登録しておくと登録名で履歴が残ります。

 うちでは子供にカギをかける癖をつけさせたいため通常の鍵を使用しています。

スマートスピーカー連携で声だけで開け閉めできる

 Qriohubを使うことでスマートスピーカーと連携でき、アレクサやGoogleHomeで音声開錠が可能となります。Qriohubがあれば、Echo Plusなどのハブ機能のあるスマートスピーカーは無くても大丈夫です。うちではEcho dotを使用しているので

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「アレクサ、玄関のカギ開けて」

で鍵を開けられ、家族が帰ってきたときにソファに座ったまま鍵を開けるなんてズボラなこともできます。鍵を開けるためにはセキュリティのため4桁のコードが必要となります。これもアレクサに聞かれるので、答えて初めて開錠します。施錠の確認も

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「アレクサ、玄関の鍵開いてる?」

で確認できます。

オートロックが可能

 QrioLockには、半ドアでロックがかからないようドアが完全に閉まったことを検出するためのセンサがついています。これをつけてドアの閉まった位置を憶えさせることでしっかり鍵をかけることが出来ます。

QrioLock オートロック

 この機能はアプリからON/OFFができ、ONにすることでドアが閉まったら自動的に鍵がかかるようにできます。ちょっとだけゴミを出しに・・・とかいう時はつまみを「解錠→施錠→解錠」の順で回すとオートロックの一時停止も可能です。うちでは締め出しが怖いので今のところ使っていません。

合鍵を無料で作成できる

メールアドレスがわかれば、合鍵をスマホに送ることが出来ます。鍵は家族用、ゲスト用と選択でき、時間限定や有効期限を設定することもできます。友達に家に先に入っていてもらうとかの場合に使うことが出来ます。ただ鍵を受け取る側もQrioLockアプリのインストールとアカウントの作成が必要なので、一回だけの使用だとちょっとメンドクサイ。

QrioLock 合鍵の作製

デメリット

ハンズフリー開錠の精度が悪い
サイズが大きい
接着が甘いと落下する危険がある

ハンズフリー開錠の精度が悪い

 ハンスフリー開錠はスマホを持ち歩くだけで、ドアに近づくと自動的にカギを解錠しますが、うまく作動しない場合に、手動で開錠してから鍵を閉めても、知らないうちに開錠されることがありました。またスマホの接続状況にもよりますが、割と「解錠に失敗しました」と表示され、開かなかったりすることもあり、現在は機能をOFFにしています。代わりに先ほど書いているスマートスピーカー連携と同様にスマホのアレクサアプリを使うか、スマホの画面に解錠と施錠のガジェットを置いてワンタッチで開錠してます。

サイズが大きい

見た目ゴツいです。まあ、慣れると気にならなくなりますが。

接着が甘いと落下する危険がある

口コミなどを見ていると落下したとの書き込みが散見されます。大部分は脱脂不足の気がします。アルコールなどで脱脂をしっかりしてしっかり貼り付ければ問題ないと思います。現在まで剥がれる感じは全くないです。どうしても落下が不安ならSesamiLockのほうが、小さく重さは軽いです。

取付方法 

 システムとしてはドアのサムターンを挟んで物理的に回すだけのものなので、機構としてはシンプルです。しかし、サムターンがノブに直接ついているタイプやサムターンの形によっては取付不可の物もあります。詳細はQrioLockのHPから確認でき、無料で取付確認用のペーパークラフトも送付してくれるので購入前に試してみましょう。

Qrio Lock サムターン

 取付位置はしっかりサムターンの中心を合わせることで無理な力がかからないようにすれば安心です。ずれていると余計な力がかかるので電池消耗や剥がれが起こるかもしれません。サムターンに合わせて調整用のサムターンホルダーが付属しているので接着前にサムターンに合ったホルダーを選択しホルダー横のネジで高さと調整します。

 取付は付属している3Mの両面テープで行います。口コミなどでは落下したとの話があったりしますが、両面テープをつけるときにyamataは洗剤で接着予定部を清掃して、脱脂したうえで接着し2分くらい押さえました。現在まで落下や剥がれはありません。

接着後、スマホアプリでアカウントを作成してロックの設定を行います。サムターンの開錠位置、施錠位置の設定、各種設定を行っていきます。スマホの画面通りに進めば問題なく設定できると思います。Bluetoothで通信しているのでロックの前で行ったほうがいいと思います

バッテリー

 電池はCR123Aというカメラ用の電池を2本×2系統使います。スマホで残量がわかります。使用頻度にもよると思いますが半年使用して残量表示上はまだ減っていません。交換方法はアプリで表示できます。

Qrio Hub

Hubがあると前述のように外出先からスマホで鍵を開閉したり、スマホに通知したりできます。

 Hubの設置位置は本体とBluetoothがつながる距離に設置する必要があり、また家のWifiと接続できる必要があります。玄関に電源があればベストですがうちにはなかったため、玄関から3メートルくらいの場所に設置しました。

Qriohub

Echo Autoでより便利に連携!

 

Echo Autoを使うことで車で帰る際に、家に着く前に運転しながら

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「アレクサ、玄関のカギ開けて」

で事前にロック解除することが出来ます。開錠に数秒のラグはありますが、車の中から開けておけば玄関に着いた時には、すでに鍵は開いています。

スマホの電池が切れると鍵が開けられなくなるというリスクにさらされるのでもしもの時のために通常の鍵も持ち歩くようにしましょう!

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